Vignelli

May 26, 2015

Knoll International Poster by Vignelli Associates, 1966

懐古趣味という訳ではないのですが、何かと古いものに引かれる習性がある気がします。

思いつくだけでも、古着、古い車、古い家具等々、すらすらと出てきます。

 

よくよく考えてみると、古いものに引かれるのではなく、

引かれるものに古い場合が多いだけなのですが、デザインに関しても同じような感覚があるようです。

この時代を反映した斬新なデザインにも敏感ではいますが、いまでも70年代のロックや

90年代のグランジを聴くのと同じように、その「古い」デザインに目が行くことが多いです。

好きだから。と言えば、それまでなのかもしれませんが。

 

Massimo Vignelliという、60年代後半から活躍をしてきたグラフィックデザイナーがいます。

残念ながら昨年に他界してしまいましたが、彼の残した作品と影響は計り知れません。

表現として、分かりやすく且つ力強い。個人的にはそこが好きです。

 

過去との比較は全く意味を持たないかもしれませんが、Timelessという言葉があります。

彼もこの言葉を使いましたが(下のイメージ参照)、普遍とか色褪せないという意味です。
すぐ何かに取って代わられたり、Twitterのタイムラインが流れるよう情報が過ぎ去ってしまう世の中です。

そんな中、現在まで残ってきた意味、残ってきた理由は何なのか。

言うまでもなく、時代に関係なく魅力的で、色褪せないデザインだからだと思います。

Statement by Vignelli Associates

社会の変化に伴い、デジタルが主流の今に適応した「新しい」デザインは魅力的です。

同時に、長い間戦い残ってきた力強いデザインも、自身にとっては同じ位魅力的です。

 

Timelessと言葉では言えますが、なかなか簡単に生み出せるものではありません。

けれども、そんな所にたどり着けるよう、先人達のデザインに変わらず目を向け

刺激をもらいつつ、自身の活動も出来るといいなと思っています。

 

Source: Vignelli Associates

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